レバノン当局は27日、アカデミー賞にノミネートされたアニメ映画
『ペルセポリス(Persepolis)』の上映禁止の決定を取り消すと発表した。
同作品は前日、内務省内の治安を管轄する部署が上映禁止を発表しており、
この決定はイランやシーア派聖職者を喜ばせるためのものだという批判の声が上がっていた。
同部署はこの日、内務省が『ペルセポリス』のレバノン国内での上映を許可したと発表し、
当初の上映禁止の決定は個人的、政治的、信条的なものではないとしている。
原作の「ペルセポリス」は、イラン人漫画家マルジャン・サトラピによる
自伝的コミック。
「主人公マルジは、イランの裕福な家庭に生まれだが、小学生の頃、突然イスラム革命が始まり、
男女は別の学校に通わされ、女性はヴェールをつけることを強いられる。戦争、弾圧、犠牲となる友人、親族。
死と隣り合わせに生きながら、普通の女の子の目線で淡々と語られる日常。
マルジ6歳から14歳までの自伝的グラフィックノベル。」です。